「少しでも長く歩ける足を守り、足から全身を診ること」
と考えています。
日常生活で普段、足に気を使うことはあまり多くありませんが、足は体重を支え、移動する上で不可欠なものです。
透析患者は、体の隅々まで血流をいきわたらせる細い血管に高い確率で障害をおこします。
糖尿病があれば、より重症になりやすいといわれています。
足は全身の疾患を診ることのできる窓です。
心臓から最も遠くに存在するため、血管の状態が現れやすく実際に触って足が冷たいと感じたなら、まず脈を触れてみることが、動脈硬化症病変の有無を察知することにつながります。