カリウムは、心臓・筋肉の働きを調整し、細胞内液の浸透圧を一定に保つ働きがあります。
透析者は尿中に排泄されないため、高カリウム血症になるおそれがあります。
手指がしびれる、唇がしびれる、だるい、胸が苦しいなどの症状が出現し、
ひどい場合には、心臓が停止します。
食品に含まれるカリウムを減らす、多く含まれるものを食べすぎないなどの工夫が必要です。
☆カリウムを減らして食べる☆
カリウムは水にとける性質があります。
たっぷりの水で最低30分さらしたりす、又は、ゆでこぼす(ゆがいたお湯を一度捨てる)
処理をしましょう。
☆カリウムが多く含まれる食品をとり過ぎない☆
・果物は1日50g程度を目安とし、特に多く含まれるバナナ、メロン、キウイは控える。
・イモ類は必ずゆでこぼし、摂取量にも注意する。1日50g程度を目安に。
・乾物、種実類は控えるようにする。
・豆類や海藻類もとり過ぎに注意。
・肉や魚にもカリウムは多く含まれます。1日の摂取量ないで食べるようにしましょう。